痛みが少ない親知らずの抜歯

親知らずは前歯から数えて8本目の歯を指します。親知らずはほおっておくと腫れたり、痛くなったりしてきます。親知らずが横に生えてしまっている水平埋伏歯の場合は腫れや痛みがひどくなり、悪化すると他の歯に悪影響を与えることがあります。

そうなると抜歯しなくてはいけません。当院では親知らずの抜歯の際に極力痛みがないように努めております。

親知らずを抜歯する必要がある場合

親知らずは以下のような時は抜く必要があります。

✔ 親知らず周辺の歯肉が繰り返し腫れる時

✔ 物が挟まりやすく、親知らず手前の歯が虫歯になりそうな時

✔ 歯並びに影響がでる場合

✔ 上か下かいずれか片方しか生えていない場合

親知らずの種類

真っ直ぐ生えている親知らず

親知らずが真っ直ぐ生えているタイプです。 このタイプは真っ直ぐ生えていて咬み合わせに問題がなければ、抜歯しないケースが多いです。ただし、虫歯になっていたり、痛みがあったり、咬み合わせが悪かったりすると抜歯をおすすめします。

斜めに生えている親知らず

親知らずが斜めに生えて隣の歯にぶつかって圧迫してしまうタイプです。このタイプが最も多いです。このタイプは虫歯になりやすいだけでなく、隣の歯を圧迫し、咬み合わせや歯並びに影響が出る場合もあるので抜歯をおすすめします。

水平埋伏の親知らず

歯茎の中で完全に横に生えてしまうタイプです。この親知らずを水平埋伏智歯と言います。このタイプはほとんどが下顎のケースです。真横に生えているので抜歯の際は難易度が高く2~3つに砕いて分けて抜歯をします。